中学生の成績を上げる親の心得5つ 〜 親が変われば子も変わる 〜

 

こちらの記事では

めぐ

・塾に通わせているのに子供の成績がなかなか伸びない。
・成績が悪いとガミガミ怒ってしまう。
・子供との接し方に悩んでいる。

そんな方に向けて書いています。


インスタグラムで
長男の成績について書かせていただいたところ

「どうやって成績を上げたんでしょうか?」
「家庭学習の方法を教えてください。」

とたくさんのコメント、DMをいただきましたので
こちらにて詳しくお話しさせていただければと思います。

インスタグラムの内容はこちら ↓

 

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* \ 我が家は塾なし高校受験しました / 長男は今年4月 秀才の集まるような難関校ではないですが 本人が希望していた高校に合格することができました! そんな我が家は「塾なし高校受験」です!

1年ほど前に掲載させていただいた 息子の成績がどのように変化していったかと
高校生になってからの成績を
ご覧いただければと思います。 1枚目のPICは長男の高校1年1学期末の 数学と社会の成績。
(まだ成績一覧が届いていません) 2枚目の中学3年生の1学期の期末試験 3枚目が中学3年生の3学期の中間試験の結果です。 子どもの能力というのは本当にすごいもので この1年間でこれだけの結果を出すことができる
能力を持った「怪物」なのです! そして継続することも可能です。 我が子が元々よくできる子ではない事は 1学期の期末テスト(2枚目PIC)の結果を 見ていただければ、分かると思いますが 見事に平均点以下を叩きだし 散々な結果でした・・。 30点台を2つも・・受験生とは思えぬ結果😨 しかしながら、数ヶ月で平均点を 超えられるようにまで成長しました😭 塾や家庭教師をつけたのでは? と思われるかもしれませんが 我が家の塾代、家庭教師代は0円です! 家庭教師や塾は一切なし。 私自身もたいした学歴ありませんw 普通の親から生まれた普通の子ですが 塾に行かなくとも これだけの結果を出すことが可能なのです! ちなみに、中学生の塾代は ひと月平均2万〜3万ほどと言われており なんと年間30万ぐらい! 夏期講習、冬季講習などを受けるとなると これに10万円〜15万ほどかかるそう! つまり、塾に通わずに家庭学習をさせることで 年間45万の節約になるわけです😂 3年間通わせると135万 2人だと270万 金額にすると、とんでもないですよね・・😰 塾にこれだけのお金を使うのならば 塾以外の習い事を習わせてあげる方が 有意義だと思います。 私の個人的な考えですが 小学生で中学受験を控えている子や 勉強が大好きな子以外は 塾に行く必要はないと思っています。
(好きな子はどんどん行かせてあげてください) 私も塾に通わせてもらっていた一人ですが 塾は、やる気のない子にとっては 「友達と会える場所」であって 本当に無意味なもので、私自身がそうでした😇 学力を向上させるためには 親の意識を変えることと、家庭学習だけで 十分、結果を出すことができます✨ ちなみに次男は中2で 兄貴と以前と同じ末路を辿っていますww そろそろ次男に手をかけ始めたので
次男の報告もまたさせていただきますね! #中学生 #受験 #試験 #勉強 #塾 #自宅学習 #教育費を節約 #塾なし高校受験 #塾代 #教育費 #節約 #家計簿 #お得 #家計簿 #貯金 #家計簿フォーマット #やりくり #我が家の教育費

めぐ⌘ズボラ家事クリエイターさん(@megumi.kakei)がシェアした投稿 –

 

中学生の成績を上げる親の心得とは?

我が家はごくごく普通の家庭で
私も主人も教師や塾講師などの経験はありません。

学歴に関しても、高学歴ではなく
共働きサラリーマンの本当に「普通」の親です。

長男も元々勉強ができるタイプではなく、部活一筋で
テストでは30点~50点台をキープし続けていたような子です。

そんな普通の親が学力向上のために意識していた
「親の心得」についてお話ししていきたいと思います。

あくまでも中高生に対する「親の心得」となります。

注意
幼児期〜小学生期と中高生期とは
対応は変わってきますので
参考までにご覧いただければと思います。

中学生の成績を上げるには親の対応がキーポイント

学習において
学習方法も確かに大切ですが

一番大事なのは
 勉強に対する姿勢 です。

小手先のテクニックだけでは
勉強嫌いのお子さんの成績を上げることはできません。
上がったとしても一時的なものとなります。

「勉強に対する姿勢」を変えることで
子供の成績は、想像以上に飛躍し
継続的に良い成績を取り続けるようになります。

その「勉強に対する姿勢」を変えるためには
子どもへの 親の対応 を変える必要があります。

親が変われば、子どもは変わる。

「子どもにもっと勉強に興味を持ってほしい」
「努力して良い点数をとってほしい」

そんな風に「子どもに変わってほしい」
と思うのであれば、親がまず変わらなければなりません。

難しいことは一つもありません。
ぜひ実践してみてください。

①子どもの学習内容に興味を持つ。

今、お子さんが学校で何を学んでいるのかご存知でしょうか?
意外と「知らない」という方が多いかもしれませんね。
私自身も元々はそうでした。

子供の成績を上げたいのであれば
現在、子供が

・何について学んでいるのか
・どのくらい理解できているのか

についてを興味を持って
子供に聞いてあげることが必要です。

親が興味のないことに
子供が興味を持つはずもありませんよね。

例えば
「今日何習った?」
「これ、どうやって解くの?」
と質問をぶつけてみて下さい。

中学生ぐらいにものなると
勉強内容が難しく、親でも難しいと思う内容も
出てくるかもしれませんが、親はわからなくてもOK。

子どもが今、何を学んでいるのか
学校での学習状況を把握することが大切です。

ちなみに、子どもが答えることができなければ
ほぼ授業を聞いてません。
授業を聞いていないという事が分かれば
授業をしっかり聞くように、促すこともできます。

我が家ではほぼ毎日
息子にこの問いかけをしていましたので
息子は聞かれる準備をするために
しっかりと授業を聞いてくるようになりました(笑)

やってみよう
子供に質問してみよう!

②我が子を信じよう。

勉強が得意な子、不得意な子、得手不得手はあるものの
全く勉強ができない子はいません。

学校のテストでは
「授業を理解していれば解けるもの」がほぼ出題され
きちんと授業を聞いていれば
点数を取るのはそう難しくないそうです。
(現役教師の方がそうおっしゃっていました)

「うちの子は勉強ができない」
「自分自身に学歴がない、勉強ができなかった
だから子供もできないはず。」

そんな風に考える事はただの親の思い込みです。
そういう考えは、一切捨ててください。

やってみよう
「やれば必ずできる」と子供を信じよう!

③勉強をさせることを「可哀そう」と思わない。

教育熱心なママを見たり
朝から晩まで勉強ばかりしている子供を見ると
「可哀そう・・」と思ってしまう、そんなことはありませんか?
私自身、そんな風に思っていました。

しかしながら
子供(特に中高生)にとって
「勉強をする」ということは最も大切な事であり
生きていく上で必ず乗り越えなければならない壁でもあるのです。
(もちろん友人と遊ぶことも必要です)

本当に「可哀そう」なのは勉強をしなかったことで
将来、自分の人生を自由に選べなくなってしまうこと。

勉強ができる=将来を選べる
ということでもあるのです。

やってみよう
子供は「可哀そう」じゃなく「可愛い」と思おう!

④飴と鞭でやる気を出させよう。

「飴と鞭」と聞くとイメージが悪いかもしれませんが
中高生には必要な事であると思っています。

社会人の基本として
仕事をする ⇒ 報酬をもらえる
仕事をしない ⇒ 報酬はもらえない
というのは当然のことですよね。

我が家では

テストで結果を出せば報酬(ゲームやお小遣い)がもらえ
出せなければ、報酬は基本一切なし

という、ルールでやってきました。

そのルールの中で
長男は目標を持ち、勉強に励み
今ではゲームもお小遣いもしっかり手に入れています。
(ある程度制約は設けていますが・・)

気を付けなければいけないのは
「結果を出しているのに与えない」
「結果が出てないのに与える」こと。

このような対応をしてしまうと
子供は努力する目標を無くしてしまいます。

中高生はあと数年で厳しい社会に出なければなりません。
しっかりと飴と鞭を使いましょう。

また、メンタル面でも飴と鞭は有効です。

基本姿勢は、厳しく(鞭)
そして何か達成、成功したら大げさなぐらいに褒める(飴)

これだけでも十分に効果を発揮します。

ちなみに、長男曰く
厳しい人から褒められたときの嬉しさは
普段よく褒めてくれる人から褒められるより
何倍も嬉しいそうです。

子供に必要な厳しさについては、こちらの記事も
ご覧いただければと思います。

思春期の対応はどうすればいい?「俺様子ども」への対応5つのポイント
やってみよう
飴と鞭を上手に使おう!

親が子供に伝えなければならない事とは?

親の対応について話を進めてきましたが
「子供の勉強の姿勢」を変えるためには
親が子供に伝えておかなければならない事があります。

子供はすぐに理解することは難しいかもしれませんが
日々、生活の中で繰り返し伝えていきましょう。

①何のために勉強するのか

中学生ぐらいになると
「勉強なんかする意味あるの?」とか
「大人になっても役に立たないよ」とか偉そうに言い出すでしょう。
(・・私自身もよく親に言ってました)

しかし大人になった今
そうではないことに、気付かされますよね。

学校で学ぶ、教科全てに意味があり
大人になった時に必ずどこかで役に立ちます。

子供たちには、その事をしっかりと伝える必要があります。

例えば・・

国語・・・文書作成力、コミュニケーション力。

数学・・・統計や計算、分析力。

理科・・・仮説を立て検証する力。

社会・・・経済学、情勢を読む力。

英語・・・世界で活躍できる力。

この5教科だけでも
これだけの事を学ぶことができます。

これを伝えるだけでも
勉強に対する見方が、少し変わるのではないでしょうか?

人は「無意味だ」と思う事はどうしても学べないものです。

②勉強しないことのデメリットは何か

勉強をしなかったときの
デメリットも現実的に話すことも大切です 。

勉強をしなければ・・

高校にも入れないし
夢をかなえることもできないし
本当にやりたいと思ったことが
できない可能性が高くなるということ。

今は夢がなかったとしても、夢を持つようになったときに
勉強をしていないことが
足枷になってしまうこともあるということを
しっかりと伝える必要があります。

実際に、高校受験に失敗して
本当に高校に行けなかった子もいます。
昔のように「絶対入れる」保証はないそうです。

特に男の子は将来の事を想像するのが上手ではありません。
「今の状況のままだとこうなってしまうよ。」と
しっかりと認識させましょう。

③努力は必ず評価される、ということ。

長男に最も強く日々、伝えていたこと

それは
「努力は必ず評価される」ということ。

もし子供が興味が持てないようであれば
年齢の近い、スポーツ選手や憧れの芸能人の話を
例に挙げて話をするのも良いかもしれません。
有名な方は何かしら、人並みならぬ努力をしているものです。

我が家では、プロ野球選手の大谷翔平くんの事をよく話題にしていましたが
「努力を続けることができる人はどんな人からも尊敬される」
という事をしっかり伝えるようにしています。

努力は少なからず、夢を後押ししてくれます。

努力でプラスのスパイラルを起こそう!

STEP.1
努力する
コツコツ努力を重ねる。
STEP.2
成績が上がる
努力が形となり点数に反映される。 
STEP.3
評価される
先生から良い評価をされることで
周りの友達からも「すごい!」と評判になる。
STEP.4
やる気が出る
周りの評価が刺激となり、さらなる努力をする。
STEP.5
さらに成績が上がる

このプラスのスパイラルを作ることができれば
親が口を出さなくても、自然と勉強をするようになるでしょう。

しっかりと言葉で伝えよう。

子供が中高生ぐらいになってくると
実際、親にできる事はそんなに多くはありません。
少しの助言と、勇気付けと、子供を見守ることだけです。

しかしながら
その親の少しの支えがなければ
子供の成績を上げることはできません。

「塾にいかせておけば成績が上がる」

という事はあり得ないのです。

塾でしっかりと成績を上げているお子さんのお家では
家庭内でもしっかりとサポートしているはずです。

日々、しっかりと子供と会話をし
子供の状況を把握する事
日々、伝えなければならない事をしっかりと伝える事。

手間のかかることではありますが
ぜひ、意識してみていただければと思います。

実践編はこちら

中学生の家庭学習 ~塾なしでもぐんぐん伸びる勉強方法~

 

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